滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

38.オーダーキッチン・断熱見学会【大津市/木の家】

盛りだくさんな内容でまだまだ続きま~す
 

工事 113日目《キッチン採寸確認》


この日は、現場にてキッチンの確認。

 


こちらのお住まいのキッチンは、オーダーキッチンなんです
主婦のあこがれ~
ウイズダムデザインでは、決められた物の中から選んでもらうのではなく、好きなものを自由に選んでいただきます。
ですので、オーダーキッチンにされても問題ありません
『無駄のない、動きやすい、作業しやすいキッチンを
ということで、使いやすいキッチンをオーダーされることになりました
私も家に帰ると、主婦であり二人の子供のお母さんになるのですが、
家に帰って思うことは、
『なんてキッチンにいる時間が長いんだ…
ということ。
家事って、洗濯だったり掃除だったり、やりだすとエンドレスにいろいろとあるわけで…
その中でも食事は、生活の中で省くに省けないこと
レンジでチンッってするにしても、手の込んだ料理にするにしても、一日の中で必ず立つキッチン。
私の料理の要領が悪いのもあるとは思いますが(笑)、でも、結構キッチンに立っている時間が長いなぁ~と思われている主婦の方は多いのではないでしょうか
共働きのお家が増えてきている時代ですので、ご主人がキッチンに立たれることだって多いハズ
そんなキッチンスペースが、作業しにくかったり、動きにくいスペースだとキッチンに立つのが嫌になってしまいます…
せっかくなら、キッチンに立つことが楽しみになるキッチンスペースにしたいですよね
今回、こちらの奥様の希望の詰まったキッチンをオーダーされるということで、私も密かに完成を待ち遠しく思っています
 

 

 
工事 114日目《『断熱見学会』準備》


この日は前回の建築日誌でもお伝えした、翌日に行われる『断熱見学会』の会場準備をしました。
この断熱見学会。ウイズダムデザインで開催するのは初めての試み。
事務所で話しているときに、

構造を知っていただく・見ていただく為の構造見学会。
完成を知っていただく・見ていただく為の完成見学会。
でも完成したら見えなくなってしまうところにこそ、
これから長い間快適に住んでもらえるように工夫をしているのだから、
これこそ知って・見ていただきたい事なのではないか…

ということになり、今回、お客様のご協力もいただき『断熱見学会』を開催することになりました。
それだけ【断熱】が住まいにとって、とても大事なことなんです
せっかく足を運んで来て下さるお客様に、少しでも断熱のことを知ってもらえたらな
と思いながら、準備をしました。

 

 

 
工事 115日目《『断熱見学会』》


いよいよ『断熱見学会』当日です
 


ご予約いただいたお客様…
気になって飛び込んできてくださったお客様…
近所で私たちと同じように完成を楽しみに見守ってくださっているお客様…
など、たくさん見学に来て下さいました
見学会では、現場で出る端材でつくるオリジナルキーホルダーを作ったり…

 


事務所がオススメする【セルロースファイバー】と他の断熱材との性能を比較する実験だったり、そこに以前の建築日誌にも書いた遮熱シート(通称:ギラギラアルミ)を敷いたときの違いだったり、木の良さを知ってもらうコーナーだったり…

 


一番右が、最もポピュラーに使われている断熱材の【グラスウール】
真ん中が、私達が屋根の断熱で使っている【イーストボード】
一番左が、私達が外壁の断熱で使っている【セルローズファイバー】

同じ条件で熱をあて、断熱材の中に温度センサーを入れ、どれだけ断熱材内部の温度が上昇していくか…っていう実験。
また、この熱と断熱材の間に遮熱シート(ギラギラアルミ)を敷いてやると、あるのとないのとでどれだけ違いがあるか…
っていう実験。上に表記されている温度の違いに気づいてくださったでしょうか…
断熱性能の計算上の数値はこの中で1番グラスウールが良いんですが、実際実験するとそうではないんです この結果の説明すると、なかなか難しい内容になるので、また日誌以外のどこかで書けたらな~と思っています
ウイズダムデザインが使用している【イーストボード】【セルローズファイバー】について、それぞれちょっと豆知識を書いているので、ご興味のある方は、のぞきに行ってみてください
私たち所員も改めて良さを実感することができました
来ていただけたお客様には、少し断熱材のこと・木のことを伝えられたかなって思っています。




この一週間は盛りだくさんな一週間でした ありがとうございました
さぁ来週もぐんぐん進みますよ~