滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

41.気密測定【大津市/木の家】

さぁ~
今週のメインイベント~
前回の建築日誌で書いていました、《気密測定》を実施しました~
気密測定っていったい何という方は、前回の建築日誌(40.ちょっと豆知識-気密測定)をご覧ください
ちょっと熱~く語ってしまってます…
週の前半は、気密測定で予測できる事への対策を…


気密測定は隙間探しと言い換えられるだけあって、インテロのつなぎ目やインテロを
固定しているタッカー(ホチキスの工具版)の針穴に念には念をでテープ処理をしました
 

そして迎えた、気密測定当日
作業員の方お二人来て下さり、準備を…

このお家の地域では、国が定める隙間面積の制限は5c㎡/㎡となっている地域。

さて、測定結果は…

👆のC値をご覧ください
なんと、5c㎡/㎡に対して0.2c㎡/㎡という好成績。国の基準の1/25の隙間しかありませんでした
スゴくないですかスゴイですよね
実は恥ずかしながら、測定の様子の話は聞いていましたが、測定現場を見るのは初めてだった私…
測定の様子を見て驚いたこと
それは、隙間特性値(n値)の結果を見る事で、その隙間の特徴がわかります。
少し大きめの隙間があるのか…小さい隙間の集まりなのか…
が分かるんですって
なぜ、あのバスーカみたいなスーパー換気扇の装置でそこまでわかるのか…
頭の中がのまま、終わってしまったのですが…
👆の写真は実は、最終測定の結果。
1回目の測定は、隙間相当面積 C値=0.3c㎡/㎡とこれを見ただけでもかなりの好成績なのですが、n値が1.7だったんです。
(n値は1~2の間になるんですが、2に近いほどまとまった隙間があることを表しています。)

『まとまった隙間がどこかにある、そこを埋めればもっと好結果が出るハズ

とのことで、隙間探し開始です
 

そして、隙間の音こそしなかったものの、おそらくココという場所を塞ぎ、測定し直すと…
ビンゴ―――――
予想的中
その結果が👆の写真です
 

これは、みんなで穴探しをしたの努力のたまものです
 

さぁこれで隙間の心配のない快適な暮らしが見えてきました
これからどんどん仕上げの作業に入っていきますよ~