滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

50.内部下地③【大津市/木の家】

近頃お天気も良く、外の風がとても気持ちよく感じるこの季節…
緑も鮮やかな春はとっても大好きな季節です
花粉さえなければ…
今週も気持ちいい日が続き、現場もドンドン仕上げに向かって動いています
 

工事 188―190日目。《石膏ボード下地張り》
先週から大工さんが一生懸命に張ってくださっていた、屋内の壁の下地の石膏ボード。
1階部分は先週だいたい終わっていたので、今週は続きの2階部分を張ってくださいました

もう、思い描く『マイホーム』が、ほとんど形になったかんじです
仕上がりが待ち遠しいーーーっ



 

 
工事 191日目。《キッチンパネル・レンジフード》
今日は、キッチンの壁&レンジフードの設置。
キッチンは、他の部屋とは違って、油汚れなどのお料理の時の汚れがどうしても避けられない場所です…
ウイズダムデザインでは、居室の壁はホタテ壁をオススメしています。
(ホタテ壁についてはまた後日、内装の左官工事の時にホタテ壁の良さをご紹介させていただきますね
キッチンは、このホタテ壁ではなく、お手入れのしやすさを考えてキッチンパネルを貼ります
みなさんのお家でも使われている仕上げ材かなと思います
キッチンパネルを貼った後、レンジフードを設置していただきました
キッチンの一角が見えてきましたよ~

👆の写真をよ~く見ると…
キッチンパネルが横3段で貼られているのが分かるでしょうか
上下のキッチンパネルは一般的なパネルです。
真ん中のパネルは、マグネットがペタっとくっつく「マグネットボード」なんです
下の段は、キッチンが設置されてきます。
レンジフードの下くらいに頭が来るので、真ん中の段は作業する手元の高さ~ちょうど目の高さくらい。
この高さにマグネットで貼れると、オシャレに調理道具を引っかけてみたり、レシピを貼って見ながら調理出来たり…
かなり役立ちそうです
こちらのお家は、このキッチンだけじゃなく、子供の学習スペースや家事動線の中であったらいいなっていうところに、このマグネットボードを採用されました
また仕上がりをお楽しみに~
話が逸れてしまいましたが…
キッチンの壁が貼られて、レンジフードが設置され…
キッチン本体の設置が待ち遠しい
キッチン本体の設置は、次回の建築日誌でご紹介しま~す
お楽しみに~
 

 
工事 192日目。《コルクタイル、家具①》
昨日設置された、キッチンのレンジフード…。
今日は、キッチン本体の設置に伴って、キッチンの床の仕上材を敷いていきます
キッチン床は、コルクタイルを貼っていきます

コルクタイルは、言葉からも分かるようにコルクから出来ています。
コルクタイルは水回りに適した素材なんですヨ
 

ここでちょっと豆知識

コルクタイルの何がオススメポイントなのか…
それは、
①水に強い
②適温、適湿を保てる
③滑りにくい
細かく言えばもっとありますが、この3つはオススメポイントの代表格
【①水に強い
これは水回りに最も求められる条件。
水を使う場所は、どんなに気を付けていても床に水がこぼれてしまっている事がしょっちゅうあります。
コルクタイルは、吸水率はわずかで吸水してしまった水分も素早く蒸発させて早く元に戻ろうとする性質があるんです
【②適温・適湿を保てる
今回の日誌では、キッチンで張っているコルクタイルを紹介させてもらいましたが、キッチン以外でも洗面、脱衣所、トイレといった水回りの床もこのコルクタイルを使用しています。
特に脱衣所では、このオススメポイントが活きるところ
適した温度を保ち、適した湿度を保ってくれるということは、せっかくお風呂で温まった体なのに、脱衣所に出て一歩床を踏んだ時に「冷たい」と感じることなく脱衣所に出ることができるということです
いわゆるヒートショック
大袈裟だな~と思われるかもしれませんが、入浴時での死亡原因の多くは、ヒートショックだと言われているんです…
なので、お風呂場から脱衣所に出た時の「冷たい」という感覚は、密かに怖い事なんです
湿度も余分な水分は①に上げたように蒸発させてくれるので、適した湿度を保てるという事になります。
そうすると、快適な空間になります
体への負担が少ない住まいにするため、素材選びも重要です
【③滑りにくい
床が濡れていて滑ってしまったという経験をされた方は、たくさんいらっしゃると思います。
あれって、ほんとヒヤッとしますよね…
コルクタイルのオススメポイントにもあるように「滑りにくい」という事は、濡れてしまうことが避けられない水回り部分には持って来いの素材です。

そんな理由から、ウイズダムデザインでは、水回りところの床材にコルクタイルをオススメし、採用されるお家が多いです
 

以上、ちょっと豆知識でした。

 

また、大工さんはというと…
作り付けの家具の加工に入ってくださっています

家具やさんに行っても思い描いていたデザイン・サイズ・色・素材…
何もかもが求めていた物と出会えることってなかなかないですよね…
「こんなサイズのこういう機能のついた家具が良いなぁ」を実現できるのも、設計事務所でお客様と一緒にお家を考えていくからこそできる事の良さ
それを形にして下さる大工さん
これから家具も出来上がっていきますよ
 

 

今週もありがとうございました。
来週も現場は仕上げに向かってバタバタです
 

お楽しみに~