滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

2月23日(土) 大萱の家『断熱見学会』開催!

建築日誌に連載しています『大萱の家』の断熱見学会を行います。

断熱は家が完成してしまうと見えなくなってしまいますが、
断熱がしっかりしているか否かで大きく生活が変わってきます。

『快適さ』と『光熱費』と『健康』が変わってきます。

大萱の家では国の定める断熱基準(H28年度)の家に比べ
年間で13万6860円節約できるという試算が出ています。


ぜひお越しいただいて『高断熱でコストパフォーマンスの高い家』の取り組みをご覧ください。


セルロースファイバーの施工の様子

長期優良住宅認定
断熱等級4(最高等級)
建築物省エネルギー性能住宅表示(BELS):☆☆☆☆☆取得見込み
UA値0.43(28年度省エネ基準の北海道地域並みの断熱性以上)



・耐震等級:等級3(最高等級)
・耐風等級:等級2(最高等級)
・劣化対策等級:等級3(最高等級)
・維持管理対策等級:等級3(最高等級)
・偏芯率:各階各方向全てで偏芯率が基準値以下
・基礎構造計算:木造軸組み住宅の許容応力度設計に準拠
・断熱性能:等級4(最高等級)の2.02倍の断熱性能
・日射遮蔽性能:等級4(最高等級)の1.75倍の日射遮蔽性能
・冬型結露対策
・夏型内部結露対策

 

見学会の見どころ

1.断熱材・遮熱材の実験で違いを実感していただけます!
3種類の断熱材(セルロースファイバー、グラスウール、イーストボード)の熱の上がり方の違いと、遮熱材を張った時どうなるかを実験でご覧いただきます。

 

2.高性能エコ住宅について知っていただけます!


断熱・気密性を高め、太陽・風の力をうまく活かす家づくりです。家全体が快適になるだけでなく、健康・美容にも効果的で、光熱費とCO2を減らすことができる家です。


 

3.屋根や壁面の実物大の模型をご覧いただけます!

 

よくある下記の質問です。見学会で詳しくお答えします!
・光熱費がどれくらい安くなるの?
今までにお住まいの方のデーターやシミュレーションをお知らせします。

・医療費が削減できるってどういうこと?
高断熱な暖かい家に引っ越すとカゼやヒートショックが減ることはよく言われていますが、いろんな疾患が改善されたデーターもご覧いただけます。

・『高気密高断熱』じゃなくて『通気断熱』ってどんな断熱?
完成すると壁の中は見えませんが、蒸し暑い日本では特に冷房をする季節に壁面結露を起こしやすく建物の寿命を短くしてしまいます。湿気を通す断熱を説明いたします。

・『遮熱』と『断熱』の違いって何?
遮熱は熱を遮る効果、断熱は熱の伝わりを遅くする効果。併用することでより一層光熱費が節約でき、快適に暮らせます。

 

ご見学下さった方にプレゼント!
杉のストラップを作ろう!(限定30名様)
好きなシールで自分だけのオリジナルストラップが作れるよ!

杉の香りのする手作り鉛筆をプレゼント
杉の香りにはリラックス効果があります!
建築端材のフローリングでつくるアニマル将棋キットをプレゼント
親子で楽しめます!(限定10組様)
 

『大萱の家』断熱見学会
2019年2月23日(土)10:00~17:00
お手数をおかけしますが、ご予約下さい
☎ 077-566-0779
✉wisdom-d@ap.main.jp

当日連絡先080-4722-3509(上原)

家についてご関心のある方はお気軽にお越しください。

 

1月に行った『構造見学会』の内容も展示します

1.杉の香りのリラックス効果が体感できます!
杉は空気をきれいにして、香りにはリラックス効果があり、触ってぬくもりがあります!
構造材は低温乾燥の杉を使っていますので実感していただけます。いろいろなデーターも展示します。

2.杉に抗菌効果がある実験の実物を見られます!
食パンで実験した杉入りペットボトルと杉の無いペットボトルの違いをご覧いただけます。


3.遮熱シート実験を体験できます
遮熱シートとベニヤ板でどれくらい効果があるのか実験で体験していただけます。


4.他にも地震に強い家、長持ちする家にするための取り組みとして
・通し柱は大きな力が掛かるので五寸角(15cm角)以上の柱 を用いています。

・大きな地震では、土台から柱が引き抜けることがあります。それを防ぐため12㎝柱を土台に差し込んでいます。(一般的な木造住宅は6㎝です。)

・構造材は樹齢80年~100年の国産無垢材の杉(天竜杉)の芯持ち材を使用しています。しっかりした産地の無垢材の杉の家は樹齢の期間以上は長持ちすると言われています。

・家の寿命やカビのことを考え『結露』の対策に、『高気密高断熱』ではなく『通気断熱(湿気を通す)』に取り組んでいます。
一般的に用いられている『高気密高断熱』は、防湿(フィルム)シートを張り、湿気を遮断する手法(完璧な遮断はほぼ不可能です)は、壁内に入り込んでしまった湿気が溜まったままになり、排出できず、カビや腐朽菌の増殖を招き、建物の寿命を短くします。調湿気密シートインテロを使用し、断熱材にも湿気を吸放出するセルロースファイバーを使用することなどにより結露が溜まらない状態をつくり出します。

・基礎のコンクリートは水分量を少なくし、割れにくい強度の高いコンクリートを使用しています。外側のコンクリートを一般住宅より2㎝厚くして、コンクリートが酸化し劣化することを遅らせるようにして耐久性を上げています。

などをご覧いただけます。

 

見学会ではよくある下記の質問にお答えします。
・「国産無垢材の家って高くない?
・設計事務所と建てる家って高くない?

(平均坪単価は60万円台後半からです!設計料込)
・木造は地震に弱くない?
・健康をアシストする家ってどんな家?
・コストパフォーマンスの高い家って?

『生涯住居費』(光熱費やメンテナンスのランニングコスト)を考えたことはありますか?

 

 

世代を超えて100年は住み継げる国産材の家
地球への負荷がなるべく少ないよう、使い捨て住宅ではなく、
100年は暮らすことのできる家を目指しています。
50年住んでも、あと50年住むことができ、次世代に譲ることも、
貸すことも、売却することもできます。世代を超えて住み継ぐことにより、1世代あたりの住居費負担が少なくなります。

日本の人工樹林の多くは伐採期を迎えています。木を製材し家として使い続けている間はCO2を固定してくれ大気中の炭素を減らせます。日本にある豊富な木材資源を活用して、伐ったところにまた光合成を活発におこなう若い木を植林すれば、CO2の削減につながり、地球温暖化防止に一役買うことになります。
国産材を使うことにより山にお金がまわり、山の手入れや植林をすることができると森林が健全に保たれ、多用な生物の住処となり、山から流れ出る水は滋養に富み、川や海の生き物も養われます。

リユース・リサイクルできる自然素材のエコ建材を使用することで、次世代のための サスティナブルな社会も考えた家になります。