滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

14.墨出し・立上がり①

工事 15日目。

今日は、基礎の立上がりの【墨出し】と【スリーブ】の設置です。

まずは、立上がり部分の墨出しです
設計通りの基礎の立上がり幅で墨が出されているか…


OKです
設計通りの150mm幅+外周部の増打ち20mm幅。しっかり確保されていることが確認できました
建物全体の立上がり部分も確認していきます。

 

そして次は、基礎の立上がりにスリーブの設置をしました。
スリーブとは…
住まいが完成して生活が始まると水を使いますよね。
【給水して排水する】という事です。
給水するには外から建物の中に1ヵ所から水を引き込み、基礎のベースの上を通ってそこから水が必要な所へ配水します。
また排水するには住まいの中のそれぞれ水を使った所から汚水が出て、基礎のベース上を通って基礎の外へ流し、敷地内で汚水を一か所でまとめてから敷地の外へ流します。
給水するにも排水するにも、基礎の立上がり部分に穴を開けておかないと水を使えません…
その穴が【スリーブ】です。
👇の写真の赤い丸がスリーブです。


たくさんありますね~
また、立上がりに穴を開けるという事は、ちょっと弱くなっちゃうということです
なので、弱くなった分はしっかり補強をします

定められている長さ、しっかり確保されています
 

この作業が終わって確認も終わると、立上がりの基礎の幅に型枠が設置されます
型枠が設置されると、コンクリートの打設です。
その前に~…
ベースのコンクリートを打った後、立上がりとの打継部分に汚れ(レイタンス)があっては、強度も落ちちゃいます。
なので、高圧洗浄機でしっかりキレイにします

 

基礎の立ち上がり部分。

コンクリートを打つまでの作業はまだまだあります
続きはまた明日~