滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

13.型枠・コンクリート打設(ベース部分)

工事 14日目。

今日の作業は、基礎の型枠を組んで、基礎のベース部分にコンクリートを打つこと
 

まずは…
型枠のチェックからです。
前回の日誌にも書いたのですが、鉄筋コンクリート造では、かぶり厚さの約束事があります 型枠がしっかりかぶり厚さをとれているか。また、隙間なく組まれているか。
確認、確認

土に触れる部分のかぶり厚さ6cm。

6cm以上確保できてます
こうして全体を確認した後に、いよいよコンクリートの打設です
 

コンクリートを打つ前にも、もちろん確認
設計通りのコンクリートの使用のものであるか…

OKです
納品書の確認を終えた後、納品されたコンクリートの空気量・スランプ・塩化物の試験を現場で行います👇👇👇


ちょうどお客様の奥様が現場にいらしてたので、一緒に記念写真
現場で行う試験の他に、圧縮強度試験を行います。
この圧縮強度試験は、👆の写真の奥様の足元に6個の筒(テストピース)が写っていますが、このテストピースを1週間後・4週間後の2回試験を行います。4週間後にやっと最終の確認が取れるのです。
何十年と暮らす住まいだからこそ、また、何十年と住まいを支える基礎だからこそ、しっかり試験を行って確認します
 

さて、現場でのコンクリートの確認も終わったので…

いよいよコンクリートの打設です
👆左側の太い方の黒いホースからコンクリートを流し入れて、細い方の黒いホースの先についたバイブレーターでコンクリートに振動を与えて気泡を逃がしたりコンクリートの材料を密接させています。これは、基礎屋さんの腕の見せ所です
 

👆コンクリートを打ち終えると、今度は表面を平らに仕上げるために丁寧に押えていきます。

👆基礎全体にコンクリートが打ち終えられました~
 

基礎全体の表面を押え終わると、時間をあけてからコンクリートの冠水養生を行います。
冠水養生とは、字の如く【水の冠】のように、打設したコンクリートの上に水をはります。コンクリートが固まっていく段階で、気温の上昇や乾燥、急激に固まったりするとヒビが入りやすくなるので、それを防ぐための対策なのです
 

こうして、今日の作業はおしまいです…

基礎屋さん、今日も1日ありがとうございました