滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

12.配筋検査

工事 12日目。

今日は、配筋検査です。
基礎全体に配置された鉄筋をコンクリートを打つ前に、ちゃんと設計通りの鉄筋で、設計通りの間隔(ピッチ)で、継手もしっかり定着長さが取れているか…など、しっかりチェックです
コンクリートを打ってからでは、修正できませんからね
さてさて…

基礎の立上がり部分も~…


ベース部分もバッチリ 設計通りに配筋されています
 

鉄筋コンクリート造は、建築基準法で…
【鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、直接土に接する布基礎の立上り部分にあっては4cm以上、布基礎の立上り部分を除く基礎にあっては捨コンクリートの部分を除いて6cm以上としなければならない。】
という決まりがあります。
土に触れる部分は6cm、他は4cm鉄筋をコンクリートで覆わなければいけないんです。(これをかぶり厚さといいます。)
じゃあ、コンクリートを打つ前の鉄筋をどうやって土から浮かせるのか…。
先にコンクリートを打って鉄筋を配筋する…。それはNG
じゃあ、どうする
 

答えは…👇👇👇


赤い丸の中に、石が見えます。
【スペーサー】というコンクリートの石の上に鉄筋をのせてかぶり厚さを確保するんです
写真のように、6cm確保されています
 


こうして、全体の配筋検査終了です
 

さぁ 次はいよいよ型枠を組んで、コンクリートの打設です