木の種類
木の種類ガイド
建材によく使用する木には多くの種類があります。同じ樹種でも産地などにより、効能や価格もかわってくるので一概には言えませんが、適材適所で木材を使う工夫をしています。予算やご要望により、使う樹種は変更できます。
スギ

木目の通った長尺の材が取れやすく、成長も早いため全国各地で植林されている。構造材から仕上げ材まで幅広く利用されている。屋久島の縄文杉が樹齢2500年から3000年ということからわかるように大変長寿命の樹木。

ヒノキ風呂でも有名な、独特の芳香がある木材。加工しやすく杉についでスタンダードな建材。法隆寺や正倉院や伊勢神宮など社寺建築材料として用いられている。奈良時代以降の仏像はほとんどヒノキで彫られている。

独特の香りがシロアリに強く、きわめて腐りにくいことから建材、特に土台や構造材に適した木。ヒノキチオールを含むヒバ油は抗菌性が高い

日本の松で代表格はアカマツで大変用途の多い木。構造材、床材、鴨居、敷居、床柱などに用いられる。(パイン材とは違う樹種)

どんぐりの木。オークとも呼ばれる。硬く粘りのある性質から、床材や家具としても用いられる。

パインと呼べる樹種は北欧産のレッドパイン、ニュージーランド産のラジャータパインに限られ日本のマツ、ベイマツとは異なる。内装材の他、カントリー家具としても人気がある。

熱や湿気を通しにくい性質で桐箪笥や桐箱のように箱物として多く使われる。ベタつかず、サラッとした肌触りから最近では床材としても人気がある。

ヨーロッパ家具を代表する木材のひとつ。建材としては床材、建具、パネル材などに用いられる。強度や粘りがあり、衝撃にも強いことから、野球のバットや工具の柄などにも用いられる。

耐久性が高いことから住宅の外壁材、サッシ、デッキ、フェンスの他ガーデン用家具や公園のベンチなどにももちいられる。

緻密で硬く、狂いが少ない良材。建材の他家具や建具をはじめ定規や版木などにも用いられる。

正倉院に保存されている聖武天皇が使った棚など、古くから建築内装材や高級家具として利用されてきた木材。

木の繊維自体に光沢があり、年月を重ねる程に深い赤褐色に光沢を増す。耐久性にも優れ、シロアリやフナクイ虫などの害虫にも強い木材。

クルミの木。木目が美しいことから家具や工芸品に用いられる。高級英国車のインテリアとして定番。建材としては構造材、建具、造作材、床材にも用いられる。腐りにくい性質から鉄道も枕木としても使われる。

木目が美しく、耐久性、耐朽性、耐水性に優れている為世界の最高木材の一つとされている。伸びや縮みや反りが少なく、無塗装でも表面にワックスをかけたような自然な光沢感があります。
- Category
- イベント情報
- インフォメーション
- トップ用インフォメーション
- ブログ
- 建築日誌