滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

23.上棟

14.09.17

 

昨日の続き2階柱から工事は再開です

12センチ幅の梁の上を歩きながら、大工さん達は梁を組んでいきます。
・・・・体操の平均台の幅は梁よりも狭く10センチだそうです。

ただ梁は床から高く、風も吹くので平均台を歩くより難易度は上がります
 


梁と柱をつなぐボルトについて、問題なく施工されています
 


1階の柱同様、2階の柱でも鉛直精度の確認を行います。

 


床の構造用合板釘の仕様、間隔共OKです。

 


棟木(構造体の一番高い位置の横材)施工中の様子です。
15時前に無事上棟しました
 


棟が上がり、残りの構造材を施工した後、
屋根面の構造用合板の施工を行いました。

 


作業終了時の全景です
建物の全体像が見えてきましたね
 

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大工さんたちは柱の位置を間違えることなく組んでいけるのか
ご存知でしょうか
苗鹿の家で使用する柱は200本程あります。
それらを間違えることなく組んでいけるのか・・・

答えはこれです
 


柱や梁には『番付』という取付場所を表す番号がふられています。

建物の横方向に1,2、3、・・・
建物の縦方向にい、ろ、は、・・・

となっています。例えば写真右の柱は『又ち9』です。
「又ち」はち通りとり通りの間、「9」はそのまま9番の柱という意味です。

その隣の『は9』は、は通り9番の柱、ということです。
番付の上部に3Fと書いてありますがこれは3層目(ロフト)の柱という意味です。

 

・・・・これでみなさんも明日から柱をたてることが出来ますね