滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

【構造見学会ご案内】9/18(土)・19(日)『人に優しい家は、地球に優しい』

こんにちは。朝夕は秋らしく、過ごしやすくなってきしたネ。

8月27日に上棟した家の構造見学会を開催させていただきます。

2021.9/18(sat)・19(sun) 

会場:大津市 時間:10:00~17:00

1時間に1組の予約制(先着順)にしています。

✉wisdom-d@ap.main.jp 

📞077-566-0779までご予約下さい。

📱080-4722-3509(当日、上原)

 

『人に優しい家は、地球に優しい』がテーマです。

国産無垢材(天然乾燥)の長持ちする構造と基礎に、

耐震等級3(最高等級、許容応力度計算済み)の地震に強い家です。

長期優良住宅認定

『地震に強い家』

耐震等級3(最高等級)を標準としている理由

震度7の揺れが2回も起こった、想定外の大きな熊本地震の後の調査報告では、今まで安全とされていた新耐震基準(耐震等級1)で建てられた、比較的新しい戸建てであっても、複数の全壊・倒壊事例が報告されています。

しかし、耐震等級3で設計された戸建てでは、ほぼ無被害か、軽微な被害状況でした。大地震のあと、軽い補修で済み続けられる家と、大破してしまい建て直さなければならない家とでは、現実に被災された方のその後の人生に大きな差が出てしまいます。

建築基準法ぎりぎりの耐震等級1は、震度5では「損傷を出さない」、震度6強~7では「倒壊を防いで生命を守る」ことが最低基準として考えられています。つまり、「命は助かるが、家は損傷が激しく、その後に住める状態ではなくなる可能性がある」ということです。

今後、西日本にも南海トラフの大地震(震度7クラス)が予測されています。ウイズダムデザインでは、耐震等級3(震度6強~7の地震でも、軽い補修程度で住み続けられるレベル)は必要と考え、標準仕様としています。

 

許容応力度計算をした構造

より確実で安全・安心いただける耐震性能を得るため許容応力度計算を標準仕様で全棟行っています。

重さに耐えられるか(鉛直荷重)
風力に耐えられるか(風荷重)
地震に耐えられるか(地震荷重)
・構造を支える柱がどれだけ変形するか(層間変形)
壁の配置のバランス(偏芯率)
・各階のバランスによりねじれに耐えれるか(剛性率)
・各部材、接合部に加わる力は大丈夫か(解析)

(許容応力度計算は労力と経験が必要で、実施する住宅会社は少なく、90%以上の木造住宅が許容応力度計算を実施せずに建てられていると言われています)。

 

『ホゾ』は90mm

ホゾとは、柱の端を凸型に加工したもので、ホゾ穴という土台や梁に凹型に穴をあけた部分に差し込みます。


一般的な家のホゾの長さは45mmで、ホゾ穴にすぐに入るので、施工性が良くなりますが、ウイズダムデザインのホゾは、90mmで通常よりも2倍の長さがあります。加工が大変で、90mmの長いホゾを差し込むのは、大工さんの施工時間もかかりますが、一旦差し込むと容易に抜けません。


阪神大震災では、地震で家が変形した時、土台から柱が抜け、1階が倒壊し、大きな被害が出ました。2000年に柱と土台をつなぐホールダウン金物の設置が義務づけられました。

ウイズダムデザインでは、義務の金物の設置は当然のこと、長いホゾにすることで、地震の揺れを分散して受け止め、簡単に引き抜けない地震に強い構造を標準仕様としています。

 

今回の家のテーマ『人にも地球にもやさしい家』の動画を作りました。ご覧いただければ幸いです。