滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

【完成見学会】自然の恵みと性能で『暖かくて明るい家』11月21・22日

11月21・22日(土・日)草津市で完成見学会を開催!

長期優良住宅認定、耐震等級3、基礎内断熱、屋根断熱、自然素材、天然乾燥の木の家

大きな吹き抜けで太陽の光が家の奥まで届き、明るく暖かいLDKの、自然素材の家です。1台のエアコン稼働で全館冷暖房の床下エアコンの家をご体感下さい。

大きな吹き抜けで、暖かくて明るいリビング

吹き抜けから暖かな光が注ぐリビング・ダイニング
 

日差しは家の奥の方まで届きます。
 

吹き抜けを活かす勾配天井で、2階まで明るく視線が遮られません。
 

 

パッシブ設計で太陽光の恵みを活用

冬至と夏至の光の入り方を考慮し、軒(のき)の出し方を決め設計しています。

冬至には家の中央まで光が差し、太陽の恵みで明るく、暖かく過ごすことができます。

逆に夏至では太陽高度が高くなり、光は軒で遮られます。


 

 

内装の杉の赤身には大きな意味があります!

キッチンの壁に湿気の吸収力と抗菌効果の高い杉の壁面
 

家族が集うリビングに、二酸化炭素の吸収や、空気清浄効果のある杉の壁面
 

寝室に、リラックスでき、質の良い睡眠がとれる効果のある杉の壁面
ふんだんに使っている杉板の爽やかな香りには抗菌や空気清浄効果、リラックス効果などがあります。

1本の食パン 保存する箱の違いで驚きの差が!

ブログにも紹介しているパンのカビ実験の内容を抜粋して、掲載いたします。

実験開始から40日目です。左の箱は結露し続け、カビがパンの全てを覆っています。
実験の目的は、一般的な家の内装(ビニルクロスや合板など)で作った箱と、杉で作った箱に食パンを入れて違いが出るかを検証してみました。

1本の食パン(2斤)を半分に切り、『一般的な家の内装(合板にビニルクロス貼り・樹脂塗装のフローリングの箱(左)と『杉板張りの箱(天然乾燥の杉の赤身(右)に入れ観察しました。(上部は透明のポリカーボネートで蓋をし、ビニールテープで箱の隙間をふさぎました。食パンは添加物を含まないパンを選びました。気温・湿度は、大津市気象庁発表)

 

実験開始9/5(土) 35.1℃最高気温 24.5℃最低気温 86%最高湿度

 

9/14(月) 26.7℃最高気温 18.9℃最低気温 74%最高湿度

9日目 左の箱のパンのカビが増えてきました。蓋のポリカに結露がみられるようになってきました。

右の箱は変化が見られません。

 

9/18(金) 29.8℃最高気温 21.3℃最低気温 85%最高湿度
13日目 左の箱の結露がひどくなり中が見えないので、ポリカを軽くたたくと結露水が落ち少し見えました。カビがパンを覆いほとんど見えません。
右の箱はカビなどの変化は見られません。箱を傾けるとパンが滑りって箱にあたり、硬そうな音がしました。パンは乾燥してきているようです。

右の箱は結露もなくカビも見えません。

 

生活の中では換気や人の出入りがあるので、この実験経過のようにはなりませんが、現代の家は気密性が高くなり、調湿性が無い建材を使った家では、カビが増えアレルギー症状やダニの増殖を招いていると言われています。また壁の中では、夏場のエアコンの冷気でビニルクロスの裏や、防湿シートや、調湿性の無い断熱材のグラスウールなどの中で逆転結露(以前は冬の結露が問題視されていました)がおき、家の構造の寿命が短くなっている報告されています。

 

驚くべきは杉の箱です。パンは冷蔵庫に入れていてもカビが発生しますが、杉の箱では40日経ってもカビは全くみられません

今回の実験がこのような結果になったのは偶然では無いようです。

今から1300年ほど前に建てられた※正倉院の校倉(あぜくら)づくりは檜の部材で作られ、宝物は杉の唐櫃(からびつ)に入れられて保存されてきました最近の調査で、杉には、調温作用、調湿作用、オゾンや二酸化窒素など宝物を劣化させるような物質を吸着する機能があることがわかってきました。

近年発表の科学的なデータでは、人間も木の空間にいると、癒されたり、インフルエンザにかかりにくくなったり、ダニやカビを寄せ付けず、気管支ぜん息やアトピー性皮膚炎などにかかりにくくなったり、乳がんによる死亡率が低下したりといったことが報告されています。 

当時の人は、経験から木の効能を知っていたようです。残念ながら現代では合板や塗装などの加工をした木、高温乾燥された木がほとんどで、木の持っている良さが伝承されていません。

昔の人から学び、重要文化財以上のクラスの建物は40℃以下で乾燥させた無垢材という指定がされるようになったのは最近のことです。

人間も正倉院の宝物と同じように木に囲まれて生活していれば、健康で美しく、長生きできるのかも知れません。

※正倉院に収められている宝物は、繊細な細工や染織も、鮮やかな色と形を失わず残っています。薬や香料は今でも効能を保っていると言われています。これほど優秀な倉庫は、世界でも正倉院をおいては他にはなく、正倉院は「世界の宝庫」と言われています。 (木づかい.comホームページより引用)

 

高気密・高断熱な家 1台のエアコン稼働で全館冷暖房

C値は0.40㎠/㎡でした。下の写真は気密測定の結果のデータです。C値とは 1㎡あたりに存在する隙間の面積を示す数値といわれています。つまりC値が低ければ低いほどすき間が少ない家=高気密な家ということになります。


(「暖かハイム」「工場生産の緻密な施工」と宣伝されている有名ハウスメーカーはC値が2㎠/㎡とHPに記載されています)

Ua値は0.52W/m2Kでした。UA値とは外皮平均熱貫流率のことで、数値が小さいほど省エネルギー性が高いです。外皮の熱損失量を外皮表面積で割った数値です。(外皮表面積とは天井・外壁・床・開口・土間の面積合計)

今回の様に大きな窓を取ると数値的に不利になります。Ua値は外皮の熱損失量で、風通しや、暖かな日差しなど、実際に感じる快適さはカウントされていません。数値を取るか、自然の恵みである快適さを取るかは、お客様のご要望で変わります。またウイズダムデザインでは標準仕様にしている遮熱材〈保冷バッグなどに使われているように、熱を反射させる建材〉の熱損失の軽減効果もUa値の計算には含まれていません)

 

基礎内断熱と床下エアコンで全館暖房

基礎と建物を一体化し、気密性能を向上します。床下(基礎部分)にエアコンをの温風を入れることで、足元から温まり全館暖房となります。またシロアリの被害のリスクも軽減されます。


冬の冷気を建物内部に取込まない為、安定した暖かい室内環境を実現できます。また、地熱の有効活用もできます。地熱は年間を通して温度があまり変化せず、夏は外気よりも低く、冬は外気より高いため 冷暖房の削減ができます。

基礎コンクリートから上がってくる湿気の問題解決ができます。空気の通り道がない状態では湿気の逃げ場がなくなり、やがて床組が腐食するといった問題が発生しますが、フローリングにガラリや、湿気が抜ける通り道を設け、室内と一体化(湿気は高い方から低い方に移動します)させます。


 

熱循環のイメージ(冬)


念のため、防蟻処理としてホウ酸塩を用いています。人体に安全で、湿気等が無ければ半永久的に効果が持続されます。

 


一般的な家では、床の下に断熱材を張る『床下断熱』が多いです。冷気が床下を通り、床下を断熱していても床が冷え易いです。夏は、建物の下は地熱の影響もあり涼しいですが、外部から高温多湿な空気が流れ込むので湿気やすく、結露し易い状態でもあります。

屋根断熱と小屋裏エアコンで全館冷房

屋根断熱にすることで天井高が高く開放的な空間がとれます。


夏時のエアコンを小屋裏に設置し、シーリングファンを回すことで家全体に冷気が行き渡るようにしています。

熱循環のイメージ(夏)


 

屋根の断熱と工事工程

複層遮熱材で屋根内部の温度を上がりにくくし、屋根断熱の厚みを厚くすることで、家中の温度差少なくなり、エアコンの効率も良くなります。(通気層を2層とり、複層遮熱材を張り、断熱材を2重に敷き込みます)

見学会で実物大模型で説明させて頂きます。

 

壁面断熱(透湿工法)で家が長持ち

現代の家は調湿性が無く、気密性の高い家が多い

調湿性の無い建材を使った家では、カビが増え、ダニが増殖し、アレルギー症状などを招きやすいと言われています。

夏エアコン使用時の、壁内の結露で家が短命に

壁の中では、夏場のエアコンの冷気でビニルクロスの裏や、防湿シートや、調湿性の無い断熱材のグラスウールなどの中で逆転結露がおき(「逆転」という名前がついているのは、以前は冬の結露が問題視されていましたが、近年の猛暑ではエアコンをつけっぱなしの家が増え、こちらの方が問題になってきています)、家の寿命が短くなっている報告がされています。

『透湿工法』は壁内の湿気を通すことのできる(調湿性のある)建材や、可変調湿気密シートを用い、結露を壁内に溜めないようにしています。(壁内の結露は腐朽菌やカビなどの増殖を招き、構造体を腐らせ家の寿命を短くします)


見学会で実物大模型で説明させて頂きます。

 

地震に強い家 大きな吹き抜け空間でも耐震等級3(最高等級)

大きな吹き抜けを取りつつも、隣接する和室の2方向が開放する空間がとれました。壁を2重にする、外にバルコニーを設けるなど、設計のノウハウを詰め込んでご要望を形にしました。工事中の写真で和室の畳がまで入っていません。


『許容応力度計算』を行なっています。見学会で説明させていただきます。

 
この家では構造材に天然乾燥材『三河杉』(粘り強いので、家を支える構造材に最適)を使っています。
杢目と色艶が美しく、また香りがよく、肌触りがよいので癒されます。また調湿性、吸音性、断熱性、紫外線の吸収などの長所があります。

『通し柱』木造軸組工法などで、2階建て以上の建物の1階から2階を『一本の柱で通してある柱』のことです。通し柱は1階と2階を構造的に一体化し、建物の耐震性や耐久性を高める役割を果たす重要な柱です。

通し柱はおもに外周に立てられ、胴差(どうざし)が通し柱の側面に突き刺さるような形で固定されます。(柱の位置によっては)3方向や4方向から差し込まれる柱もあり、通し柱は15㎝角のものを使用します一般的な家は12㎝角が多いです。

『管柱(くだばしら)は12㎝角』を使っています。一般的な家は10.5㎝角が多いです。

『ほぞ』大きな地震では、土台から柱が引き抜けることがあります(阪神大震災ではそれで1階が潰れ、圧死で多くの人命が失われました)。それを防ぐため、金物の補強はもちろんの事、構造材の土台と梁には9㎝の柱のほぞを差し込んでいます。(一般的な家は6㎝)
長いほぞを差し込むため、梁や土台の寸法も大きくなります。(家は長く使う間に地震にも何回も会い、金物が錆びてしまうことなども起こるかもしれません。長持ちする家のためウイズダムデザインでは長いほぞを標準仕様としています)

『構造材は国産無垢材の杉』です。今、日本の山には植林され、十分に育った杉がたくさんあり、それらを使うことは日本の山や自然環境を護ることにつながります。


『芯持ち材』を構造材に用いています。「芯」とは木の中心のことです。年輪の中心が芯です(写真の赤身のところが芯です)。原木の芯を含んだ材を「芯持ち材」、外した材を「芯去り材」と言います。芯は骨のようなもので、骨が残っている分強く、芯持ち材は日本では古くから構造材には『芯持ち材』が使われてきました。

赤身の芯持ち材(しんもちざい)を使った構造の家は長持ちします。水に強くて耐久性に優れています。
赤身は一旦乾燥すると、水に強い性質を持っています。また、白身から成長して赤身に変わる時に虫やカビから身を守る成分フィトンチッドが貯えられるので、赤身はカビや腐朽菌に強い特徴があります。

『シロアリ処理』
樹種の違う木材の暴露試験の結果、ホワイトウッド・米つが・米松などは短期間でシロアリの食害が著しいと言われています。この家ではヒノキを土台に、構造材に杉の芯持ち材の使用しています。その上、健康にも安全なホウ酸による防蟻処理を行っています。

 

この家の換気システムは第3種換気

換気システム導入が義務化された第一の理由は、シックハウス対策です。

ウイズダムデザインの標準仕様の建材はシックハウスの心配のない自然素材です。杉は、家具などから出る有害化学物質も、人の呼吸により排出される二酸化炭素も吸収し減らしてくれます。
また食パンの実験でご覧の通り、杉は湿気の吸放出も行うのでビニールクロスなど調湿性のない建材に比べ健康的に暮らすことができます

標準仕様は第3種換気にし(ご要望により第1種換気のご家庭もあります)、効果的に換気できるよう気密性能の高い家にしています。(気密性の低い家は掃除機のホースに穴が開いているような状態で、効果的な換気をすることができません。)

熱交換器を使って行う第1種換気システムは、システム導入の掛かる費用、ランニングコスト、設備交換(古くなった時)にかかる費用、ダクトを使用するタイプならそのスペースと掃除のことなどを考えるとあまりコストパフォーマンスが良くないと考えています。

人と地球に優しい木の家

日本の住まいは高度成長期のころ転換期を迎えました。それまでは地元の大工さんが地元の木を使って建てる木造が主流でしたが、工業化の波を受け、効率優先の建て方、新建材などが登場し、人々の洋風な住まいへの憧れと共に瞬く間に変わってしまいました。「良い木を使った家を建て、孫子の代まで長く住む」といった意識が「見た目がきれいな住まいを簡単に手に入れる」といった風潮に変化していきました。その代償として、ある意味不健康な暮らしを強いられるようになりました。新建材から出る有害化学物質によるシックハウス、換気や湿度調節が行われない建材による高気密住宅でのダニやカビの増加、これがアトピー性皮膚炎や喘息、じんま疹などのアレルギー疾患の引き金になっています。また気候風土に合わない建材や、施工が招くシロアリや腐朽菌による家の寿命の低下など、昔ながらの木の家には無かったいろいろな弊害が起こってきました。

ウイズダムデザインでは、もう一度自然素材の良さを見つめ直し、できるようにだけ人と地球に優しい家を提案しています。

 

『住環境の有害化学物質による汚染を改善』

現在の日本の実態調査では化学物質に強い過敏症状を示した人が4.4%、中程度の不耐性を示す人は7.7%で国内人口に合わせて換算すると1200万人を超えると言われています(近畿大学東賢一准教授らの実態調査)。


有害な化学物質は、どこで大量に吸い込むことになるかわからず、体内に蓄積される化学物質の総負荷量が個々の許容量を超えると、その後あらゆる微量の化学物質に対しても反応して多用な症状が出てき、症状の重い方は普通に生活するのも困難になります。家具や家電やカーテンなどいろいろなものからも化学物質が揮発しています。
最も長い時間を過ごす家の中は、できるだけ化学物質の総量を減らすことのできる建材を使いたいと考えています。

自然素材の断熱材セルロースファイバーで暖かく、健康に!

この住宅では断熱材は自然素材のセルロースファイバー、内装には断熱効果のある杉(杉は温もりがあり、空気中の有害化学物質を吸着する効果があります)を仕様しています。


断熱材セルロースファイバーの特性
1.健康に暮らせる家(シックハウスの心配の無い建材)

木質繊維断熱材で、VOC※フリーの建材として安心して使えます。それだけでなく、木を電子顕微鏡でみると「多孔性」で、膨大な比表面積をもち、そこに空気中(家具や電化製品からも放出されている)に含まれる有害なVOCを吸着できます。また消臭効果ももたらします。
(※VOCとは揮発性有機化合物のことで100種類以上もあり,中には発がん性など人体に有害な影響を及ぼすものも多く,シックハウス症候群の原因物質としても知られています。)

2.熱容量(温まりにくさ)が高い断熱材

木質繊維断熱材は、高い熱容量があります。繊維を構成する細胞は「細孔構造」のため細孔に取り込まれた空気の分子(水蒸気も含めて)は、“動きにくい”ので(熱は対流・伝導・輻射によって移動。最もエネルギー移動が大きいのは対流)対流しにくいということは、断熱材の中に取り込まれた空気が熱移動を起こさない、即ち断熱性が向上することになります。

『熱伝導率』は、セルロースファイバー55Kは0.04W/mKで、高性能グラスウール16K相当は0.038W/mKとわずかに高性能グラスウールの方が良いのですが、当社で行った熱照射実験でも下記のデータ結果では30分で約19℃差が出ました。これは「木」と「ガラス」の材質による違い、『熱容量』(比熱と密度による)の違いによるものと考えられています。


14:00に熱照射を終わっています。温度の変化を観ると木質系断熱材(セルロースやイーストボード)は断熱性が高い(温まりにくく、冷めにくい)ことがわかります。
3.高い調湿機能(カビや腐朽菌を増殖しにくい建材)

セルロースファイバーも木の繊維なので、上記のカビ実験と同じような効果があります。
木の繊維独特の大きな水蒸気吸収効果は、優れた調湿機能を示します。例えば、木質繊維断熱材を20㎥ 使用した住宅の場合、断熱材に120 L もの水蒸気量を吸収できると言われています。この量は、1人1日当りの水蒸気発生量(10 L)の10倍以上、即ち10日間分に相当します。一方グラスウールなど鉱物質繊維の断熱材(密度24 kg/㎥)では、同じ20㎥を使用したとして、9.6 L の水蒸気量、約1日分しか吸収できないことになります。

壁内の湿度が上がった時、断熱材が湿気を吸放収するので、内部結露を軽減し、家を長持ちさせる効果もあります。ウイズダムデザインの標準仕様では家の外周に12cm の厚さでセルロースファイバーで吹き込み充填断熱(施工密度55±5kg/㎡)します。この時、隅々にまで隙間なく入れられることもこの断熱材の特徴です。それにより断熱欠損を防ぐことができます(断熱欠損は結露の原因になり、それが家の傷みの原因になります)。

室内の内装に使用している調湿機能の高い杉や塗り壁は、室内の水蒸気が多いと吸収し、乾燥すると放出するので、冬場の乾燥や結露を緩和する働きがあります。

また優れた防音効果も有ります。見学会で実験を行いますのでご体感ください。

 

木材を使うことは、環境にも、暮らしにもいいことがあります

木は二酸化炭素(CO2)を吸収し酸素(O2)を放出して、炭素(C)を体内に蓄え、成長します。その木を木製品や住宅として利用すると、その間は、二酸化炭素を放出することなく蓄え続けます。そして、伐採した跡地にまた、適切に木を植えることで、その木また二酸化炭素(CO2)を吸収し成長していくという、森林のサイクルが保たれ地球温暖化の防止にもつながっているのです。

動画「徳光&木佐の知りたいニッポン!~木づかい」
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg3900.html

「木づかい運動」について解説しています。日本の森林の約4割は人工林です。健全な森林の整備のためには、守り育てるだけでなく、積極的に国産材を利用することが必要になってきました。(林野庁ホームページより)

サスティナブルな社会を考えた家

日本の人工樹林の多くは伐採期を迎えています。木を製材し家として使い続けている間は光合成で吸収したCO2を固定してくれ、大気中のCO2を減らせます。日本にある豊富な木材資源を活用して、伐ったところにまた光合成を活発におこなう若い木を植林すれば、CO2の削減につながり、地球温暖化防止に一役買うことになります。木は伐って使っても植林して育てることのできる再生可能な資源です(石油や石炭などの、使うと枯渇する化石燃料とは違います)。

長持ちすることをきちんと考えた無垢材の家は手入れをしながら長く使うことができます。地球への負荷がなるべく少ないよう、使い捨て住宅ではなく、世代を超えて100年は住み継げる家を建てると、50年住んでも、あと50年住むことができ、次世代に譲ることも、貸すことも、売却することもできます。世代を超えて住み継ぐことにより、1世代あたりの住居費負担も少なくなります。

国産材を使うことにより日本の山にお金がまわり、山の手入れや植林をすることができると森林が健全に保たれ、多用な生物の住処となり、山から流れ出る水は滋養に富み、川や海の生き物も養われ自然が守られます。

自然素材のエコ建材はリユース・リサイクルできます。家としての使命を終えた建材は形を変えて役に立ち、次世代のための サスティナブルな社会を支えることにつながります。

 
家を建てるとたくさんの端材が出ます。ウイズダムデザインでは、建築現場の前にこのようなボックス(左写真)を設けています。大工さんに工事で出た端材を入れてもらっています。たくさん入れておかれてもすぐに無くなっています。どなたかが持ち帰って役立てて下さっているかと思うとCO2削減にもつながりうれしくなります。
また端材を用いた木工教室も行い(右写真)木を使うことは地球温暖化防止に一役買うことになるといったお話しをさせていただいています。

この家はスクエア型セミオーダー住宅『MY住(マイズ)』で建築費削減!

スクエア型にするメリットは・耐震的に有利であること・断熱効率が良いこと・設計や職人さんの作業効率が良いこと・建築材料で一般な寸法建材使うとロスが少なく建てられるなどが挙げられます。
その結果コストダウンが可能になります。
詳しくはhttps://wisdom-d.org/archives/10108をご覧ください

完成見学会『自然の恵みと性能で、暖かくて明るい家』案内

2020年11月21・22日(土・日)10:00~17:00

コロナウィルス拡散防止のため10:00から1時間ごとに区切らせていただき、1時間に1組様限定の完全予約制とさせていただきます。

お手数をおかけしますが、ご予約下さい。ご予約時間が重なった場合は、時間調整相談の連絡をさせていただきます。

お子さんが楽しく時間を過ごせるようビデオコーナーを設けますので、お気軽にお越しください。

ホームページの資料請求ページからご予約下さる場合は『お問合せ内容』の欄にご希望の時間帯
などをお書き下さい。折り返し、場所や時間の確認などの連絡をさせていただきます。

☎ 077-566-0779
wisdom-d@ap.main.jp

当日連絡先080-4722-3509(上原)

時節柄マスクのご着用をお願いいたします。