滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

自然素材の防音室のある2世帯を見越した『苗鹿の家』

ご住所
大津市
総床面積
190㎡
家族構成
夫婦+子ども2人

 

 

はじめて見学会にお越し下さった時、家に入られるなり「木の香り!」と家の中の空気の違いに気付かれました。

「ウイズダムさんの完成見学会では子供が穏やかにしていられるけれど、ハウスメーカーなどのモデルハウスに行くと「早く帰ろう」と言ってゆっくり話もしていられない(化学物質の臭いに敏感な様子)。」と見学会の度に確かめられ依頼してくださいました。

「将来両方の親が来る事になるかもしれない」と介護のことも視野に入れエレベーターを設置、リビングの家族と会話のできる広いロフト、音楽好きなご家族で防音室も自然素材でつくるなどご家族思いのお住まいになりました。

国産無垢材静岡の天竜杉、自然素材を使った耐震等級3、耐風等級2(いずれも最高グレード)の地震に強い長く住み継げる家です。

 


 

リビングの隣はキッチン。キッチンの前にカウンターを造り、小上がりの和室に腰を掛けて食事をすることができます。


 


 


 

仲の良い姉妹の部屋は隣同士。造り付けの本棚とデスクの下の板がくるりと回転する『どんでん返し』になっていて、お姉ちゃんの部屋にすぐに行けます。


 

エレベーター前。通路を兼ねた所に本棚を設置。明かり取りと琵琶湖が見える位置に窓を設けました。

 


『のどかな田舎のようなゆったりとした家』がご希望で、焼き杉と漆喰の和風の趣のある外観となりました。

 


玄関収納兼飾り台。後ろに間接照明を付けています。床は御影石貼り。玄関ドアは花模様のところが開き、通風と明かり取りができます。

 


 


 

2階リビングと将来2世帯を考えエレベーターを設置

 


 


将来、脱衣入浴に介護が必要になるかもしれないことを見込んで、「広い脱衣場」兼「全天候OKの物干しスペース」兼「アイロンなど家事室を兼ねたカウンター」を設置しています。


 


9畳の和室。床の間・仏壇のスペースを設けています。掃き出し窓は雪見障子にしています。襖は廊下に合う大きさの襖紙が無いので中央に障子をはさみ、明かり取りとデザインを兼ねています。

 

 


15畳のロフトは収納兼お父さんの書斎(カウンターを設置)。リビングとつながりがあり、家族と会話もできてとてもステキな空間になりました。



音楽好きなご家族で、ご近所に迷惑がかからないよう防音室を設けることになりました。
防音性能もドラム演奏時、室内で108dbが外部側開口部付近で47db(住宅地に供給される地域レベル)にまで下がり有名メーカーに比べ遜色のない十分な性能を確保するものとなりました。
有害化学物質の測定も基準を大きく下回る『測定限界値以下』でした。



「防音室は気密が高くなるので、化学物質をできるだけ避けたい」というご要望で、一般の防音室メーカーのものは使えず、設計で構造から工夫。音も振動も伝わりにくいよう基礎から部屋を浮かしたような構造にしています。
価格も防音室専門メーカーに比べ2/3程度に抑えることができました。

 

 

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