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木の家によるメリット

木の家によるメリット 一言で言うと「体に優しく居心地が良い」と言えます。
熱伝導率が低いので外の寒さや暑さを家の中に伝えにくく、湿気に対して吸放出性があり、湿気が高いと吸い、低いと放出するので湿度が一定の範囲内で保たれ快適です。

フローリングで比べると無垢材のフローリングは一般的な樹脂で固めたフローリングに比べ柔らかく、暖かく、当事務所の建てた家では、冬でもスリッパ無しで過ごされる家が多いことからもわかるよう、手や足など末端から体温を奪われることが少ないので体への負担が少ないようです。
木の香りは人をリラックスさせる効果があり、疲れが取れ易く、集中力が増すというデーターもあります。


木の家によるデメリット

木の家によるデメリット 鉄骨や集成材(集成材は木のメリットを持っていないのでここでは木と見なしていません)は大空間が取り易いですが、木の家はそれに比べると大きな空間が取りづらいです。

また無垢材で作られる木の家は集成材に比べ扱いにくく、大工さんの技術が必要です。
木は調湿性があるので膨らんだり乾燥したりし、動きます。その時、木には割れが入ることがあります。(神社仏閣などでよく目にしておられると思いますが、)完成して2年ほどは時折ピシッという音と共に起こります。(強度的には二つに割れてしまわなければ問題は無いというデーターがでています。見学会などで確かめられ、それがいやな方は構造材を隠す仕様〔大壁〕にされた方が良いと思います。)

建てるのに時間が掛かります。最初の上棟まではプレカット工場で刻むことが多いですが、その後は大工さんによる現場での作業となり、特に当社の場合こだわった家が多いせいもありますが、工事が始まって約6ヶ月ほどかかることが多いです。

木の家とそれ以外の家の違い

木造 柱や梁が木でできている。
(『木の家』と『普通の木造住宅』は区別される)
重量鉄骨造 柱や梁が鉄骨で大きな空間をとることが可能
軽量鉄骨造 柱や梁が重量鉄骨に比べ細い鋼材。大手ハウスメーカなどが採用しているプレハブ工法に多く用いられる。
鉄筋コンクリート造 鉄筋とセメント・砂からできているコンクリートで造る。耐火性が高いが熱伝導率が高いので夏暑く、冬寒い
普通の木造住宅は、構造は木と言っても集成材を用いたり、ビニールクロスを貼った壁や樹脂で固めたフローリングなど、見た目は木でも実際に木の良さが活かされた家ではありません。
大手ハウスメーカーなどで言っている『木の家』は内装に部分的に使われているようですが、私どもが目指す自然素材の木の家とはだいぶん違うようです。


木の家を建てられた建築主様の声
『子供のびのび自然素材の家』(菩提寺の家)


「家を建てる」となった時、まず最初に思いついたのが、ハウスメーカー等のモデルハウス見学でした。

なんとなく気に入った一社で、こちらの希望を踏まえて設計&見積もりを出してもらうと、予想をはるかに上回る金額に・・・。

いっきにマイホームへの意欲がしぼんでしまいました。
特に、子供の入学に合わせて安定した住まいが欲しかった私は、途方に暮れていました。

ところが、たまたま夫が本屋でオープンシステムの雑誌を見つけてきたのをきっかけに、望みが復活。

今度は、オープンシステムを採用している“設計事務所探し”という形で活動を再開しました。

そして出会ったのが、こちらの事務所でした。

『石山寺の家』の完成見学会に、家族で初めて参加。
子供たちはロフトに上がったり、中二階のカラクリ(?)部屋に忍び込んだりと珍しいスペースや造りに大喜びでした。

まるで忍者屋敷を思わせるこのお家。

当初、ハウスメーカーでのオプション料金とやらに打ちのめされた私たちには、この‘オプション’という概念に捉われない‘自由な設計’を身近に感じさせてくれるよい機会になりました。

子供のびのび素材の家
実際に暮してみると、動線や、ちょっとしたスペース配分などへのこだわりが、本当にほぼ叶えられたんだという、当然のようでなかなかあり得ない満足感を感じています。

また仰向けになると目に入る、無垢の太い構造材で組まれた天井。

これにはなんとも言えない迫力と安心感があります。

床の杉板、ホタテ壁の塗り壁等、自然素材から生まれる空気や感触は、暑い日でも寒い日でも、体に優しく心地よいものです。

3年経った今でも、まる一日家を空けて帰ると、とても木の香りがして、ほっとさせてくれるのもうれしいところです。四季折々、守られているという安心感を実感しながら生活しています。

経済的には光熱費が以前住んでいた借家よりかなり安くなりました。

家の面積は大きくなり、冬には基礎蓄熱床暖房(深夜電力で基礎のコンクリートをあたため、一階全てが床暖房になる仕組みの暖房)を使っていますが、電気代は年間で見ると半額ぐらいです。

家の断熱性が高いからだと思いますが、家の各方向に配置されている大小の窓の存在が大きいと感じています。
常にどこかしら風が入ってくることが多いので、日中あまりエアコンをつかいません。

冷房や暖房がガンガンに効いた部屋は苦手なので、冬はなんとなく暖かく、夏はなんとなく涼しい・・・といった環境を作ってくれるこの家はとても快適です。

お天気によって、季節によって、そして一年一年、自然と共に変化し、味を出して行く我が家を実感しながら、その将来もひそかに楽しみに過ごしています。


家に使用する木について

ウイズダムデザインでは構造材には樹齢80~100年以上の国産無垢材をお奨めしています。

毎年、天竜杉(静岡県)の切り出しの見学ツアーに参加しています。

参加されたお客様から「自分の家の柱や梁になる木が、こんなにして育てられてきたと知ると大事にしないとと思いますね」という声が聞かれます。

なぜ木に対して、ウイズダムデザインはこだわるのか。
それにはもちろん理由があります。

そこで家作りに欠かせない木について、(財)日本木材総合情報センターからの資料と『建築主の方のコメント』、『ウイズダムデザインのコメント』を通して書かせていただきます。


1.木は健康に良い

木は健康に良い

木の香りは優しく気持ちを穏やかにしてくれます。

自律神経の安定に効果的と言われ、肝機能を改善したり、快適な睡眠をもたらすことも知られています。

日本木材総合情報センターの資料にはこのように書かれています。

木材がコンクリートや金属、あるいはプラスチックと違う点。
それはぬくもりです。
やわらかく、優しい感触を持ち、見た目に美しい木造の家や木製品。
木で作られた物のそばに身を置くと騒々しく目まぐるしい現代生活の中で生じる我々のストレスはやわらげられ、やすらぎを感じます。



建築主からのコメント
下笠の家の建築主様のコメント
アレルギー性皮膚炎がほとんどなくなりました。外から帰ってくるとやっぱり木のにおいがあって非常に安らぎます。

特に冬の快適さはすばらしいです。厳冬期でも室温は20度湿度は55~60%に保たれ、非常に過ごし易いです。
(基礎のコンクリートに深夜電力で蓄熱させる床暖房を採用されています)光熱費は床暖を上げ始める時期には2万円以上しますが(2世帯住宅でオール電化の家です)、灯油等が不要になったことと、快適さを考えると十分満足しています。

玉川の家の建築主様のコメント

木の効能かどうかは判断できませんが、以前より風を引かなくなり、アレルギーの症状が出なくなりました。

木の家は体に優しいです。


2.木材の匂いと快適性

木材の香り

家にはそれぞれその家の匂いがあります。

当社で建てられた家は木の香りがします。

「ずっといるとわからないけれど一日家を空けて帰ってくると優しい木の香りが迎えてくれてホッとします。」と言って下さいます。

木材から発せられた匂い分子が鼻の嗅細胞の興奮を起こし、情動を支配する大脳辺縁系に直接伝わることによります。

そのため、木材の匂い吸入は感情の変化を速やかに引き起こすのです。



3.木はエアコン

木はエアコン
木の家が冬暖かいのはご存知の方も多くなりましたが、夏の過ごし方についても当事務所で新築された建築主様は「引っ越してから夏エアコンを使う回数が本当に減った。特に1階はほとんど使う事がなかった。ひと夏様子を見てからエアコンを付けるか判断すれば良かったと」おっしゃるほどです。
「木材内装の湿度は外界の動きにほとんど影響されずに推移している」という実験結果と同じ事が起こっているようです。

(もちろん当事務所では庇〔ひさし〕や窓の工夫や断熱材も吸放出性のあるセルロースファイバーをよく使いますので、相乗効果があります。冬も結露しているのを見たことがないと大変喜ばれています。)

平屋6畳の小型住宅を使った実験で窓と戸を除いた全面に「木材内装」、「ビニール壁紙内装」の実験ではビニール壁紙内装の湿度は温度の変化と逆行した動きをします。

それに対し、木材内装の湿度は外界の動きにほとんど影響されずに推移しています。(これは木材にが調湿効果があることを意味しています。)

なぜ木はこのような特殊な性質を示すのでしょうか? この吸湿能は温度が下がると増え、温度が上がると吸湿能が下がるという性質があります。

また逆に湿気を吸う時には熱を出し、湿気を吐き出すときには熱を吸う性質があるので、 周囲の温度変化を少なくする働きもします。

したがって木材内装の湿度の一定は温度の上昇下降と合板の吸放湿の 「逆行」の性質のお陰であり、 木はこのような絶妙な』仕掛けで温度・湿度をコントロールしているのです。


建築主からのコメント
菩提寺の家の建築主様のコメント
経済的には光熱費が以前住んでいた借家よりかなり安くなりました。

家の面積は大きくなり、冬には基礎蓄熱床暖房(深夜電力で基礎のコンクリートを暖め、一階全てが床暖房になる仕組みの暖房)を使っていますが、年間で見ると半額ぐらいです。

家の断熱性が高いからだと思いますが、家の各方向に配置されている大小の窓の存在が大きいと感じています。

日中あまりエアコンをつかいません。

冷房や暖房がガンガンに効いた部屋は苦手なので、冬はなんとなく暖かく、夏はなんとなく涼しい・・・といった環境を作ってくれるこの家はとても快適です。

玉川の家の建築主様のコメント
前は鉄筋コンクリートのマンション、今は木造2階建て(吹き抜けのリビングがあります)で広さは3倍程になりましたが夏は光熱費は前と変わらないですね。

冬は灯油のことを考えると今のほうが断然安いですね。


4.子供に優しい木

子供にやさしい木

木は触っても柔らかく、暖かく、音も適度に吸音してくれキンキン響く事がありません。

歩く音も、戸を閉めた時の音も柔らかですし、香りも気持ちを穏やかにさせてくれます。

コンクリートは熱伝導率が高いので、夏は焼けつく様に暑くなり、冬は冷蔵庫の様に冷え、結露します。

そしてそれを吸ってはくれません。

音も響き、硬く、見た目にも暖かみがありません。

学校や老人などの施設で建て替えは難しくても、せめて内装が木になっていけば穏やかに過ごせ『切れる子』が少なくなっていくのではないかと言われています。

学校の授業が楽しいという生徒や先生は幸福です。

しかし人間の集まる環境ではそれだけで心理的なストレスがあり、疲れるものです。

とくに毎日人が暮らす学校はストレスを発生させる原因を少なくすることが必要です。

その意味から、学校校舎が与えるイメージは重要です。

調査によると木造校舎とコンクリート造校舎のもつイメージは以下のようです。

木造校舎のイメージは、自然で温かみがあり、快適性と接触感で勝っている。

一方鉄筋コンクリート造は人工的で硬く、角張っていて、落ち着きが無い、となるそうです。

当然校舎環境の違いはそこで生活する子どもや教師の心理や生理に大きく影響します。

そこで疲労感について調べてみると、多かれ少なかれ「眠い」「だるい」「集中力が無い」などの疲労症状を訴える子どもがいる小学校は木造で44%、鉄筋コンクリート造校舎では63%と1.5倍になります。

さらに生徒の10%以上が疲労を訴えるケースでは、鉄筋コンクリート造校舎は木造校舎の2倍強となり、その傾向が一層明らかになります。

一方、教師の疲労では、「慢性疲労」が顕著で、「一般的疲労」「気力に減退」という疲労が目立ちます。

疲労の訴えの比率は木造校舎の方がコンクリート造校舎より小さいことがわかります。

建築主からのコメント
玉川の家の建築主様のコメント
随所に木が見えているせいか、すごく落ち着きます。

この木の家の持つ温かみや落ち着き安らぎは私の出会ったいくつかのメーカーでは得ることはできませんでした。

月の輪の家の建築主様のコメント
結露はほとんど無いです。

友達に別荘のようだと言われ、わたしたちも快適に過ごしています。

プロはすごいです。

思ってもいなかった家を提案してもらえます。

『木の家』はおススメです。

5.シロアリを防ぐ

使用する木材

当社ではシロアリ対策に土台はヒバかヒノキを使い床下の風通しが良くなるよう基礎と土台の間に基礎パッキンを用いています。

床下を目視で点検し易いよう、(地下に地中梁をめぐらし強度が落ちないようにして)少し高い基礎を立ち上げ、人が通り易いようにしています。

また点検のし易さを考えて点検口も数箇所設けています。

当社では薬剤による防蟻対策はお奨めしていません。

ほとんどの薬剤は有効期限が5年ほどで、期限が切れるたび薬剤を散布するのは大変なことですし体にも良いとは思えないからです。

シロアリは森の掃除屋として大事な役目をはたし、住宅を加害する種類はその一部です。

北海道南部以南ではほぼ全国的に分布するヤマトシロアリは、水で濡れている木材のみを食害します。

ヤマトシロアリの被害を防ぐには、木材を腐らせない条件と同じで、いつも木材を乾いた状態にするか、万一水に濡れることがあっても長時間水を滞留させないことです。

房総半島以西以南の海岸線に近い内陸部や島を主体に分布するイエシロアリは、切り株などに巣を作り付近の水源を利用して木材を加害します。

イエシロアリの場合は家の周囲を点検し、付近に巣を作らせず、巣を見つけたら駆除する必要があります。

ヤマトシロアリと同様、木材を乾いた状態にすることは、被害軽減に役立ちます。

木造住宅のシロアリ被害防止のためには、耐蟻性の高い材料を選択し、床下の換気に心がけ、同時に、屋根裏の風通しを良くするといった建て方の工夫が必要です。


本来住宅の構造に過度の機密性や省エネを要求するのではなく、維持管理を適切に行って、事故や故障を早期に発見し得るような工夫で、点検や維持管理し易い住宅とすることが理想ではないか思います。


6.住宅内のダニへの対策


以前、「他社で家を建てたが、引越してから子供たちがダニアレルギーで困っている」 という相談を受けました。
聞けば高気密、高断熱の家で窓が大きく、庇(ひさし)が短く、夏の日差しが容赦なく入ってくるので、朝からエアコンをかけっぱなしでもなかなか温度が下がらず、冬も部分的にひどい結露で悩まされているということでした。

対策
・東西南北、季節により光の入り方が違うので、軒(のき)や庇(ひさし)の出し具合、窓の数や大きさなどを考えること
・断熱性能の高い建材、工法を使う事
・部分的に断熱材の入れにくいところも(断熱欠損しないよう)入れていくこと
・吸放出性のある建材を使うこと

ダニへの対策

 最近、室内塵の中に生息するダニの数が増え続けていると言われています。

ダニは喘息の原因となる厄介ものです。

そして、なんと住居様式の変化がダニが増える原因の一つになっているのです。

戦後のわが国では住宅が木造からコンクリート造、プレハブ造へ移行しました。

それに連れアルミサッシやビニール材等も普及し住宅の気密性が格段に向上しました。

昔の木造住宅にはすきま風によって適度に空気の流れがありましたが、現在では住宅の気密性が向上した代わりに空気の流れが悪くなり、部屋の片隅などに局部的に湿度が高くなる場所が出てきたりします。

さらに暖房設備や家庭内電気器具の普及などがダニの生育しやすい高温多湿の条件を作り出します。

生活が洋風化し、カーペットなどの敷物を使うようになったこともあります。

敷物はダニの住みやすい場所を提供するからです。

核家族や共働き家族が多くなった事もダニが増える原因の一つとして考えられています。

家を締め切っている時間が多くなり、室内の空気の換気をする機会が少なくなるからです。

昔のように大掃除をして畳を並べ虫干しするような以前よく見られた風景は今では見られません。

室内に生息するダニの数は30年前に比べ現在は2.5倍以上に増えています。


7.喘息とダニを防ぐ家

喘息とダニを防ぐ家

一般的な家で使われているフローリングは見た目は木ですが、ベニヤ板に薄く削いだ木を貼り付け樹脂で固めたもので、性質的にはほとんどプラスティックです。

それらのフローリングは夏は足の湿気を吸わずべたつき、冬は冷たく、カーペット無しでは過ごせません。

ウイズダムデザインでは3cm厚の無垢の杉のフローリングを標準仕様としています。

無垢材のフローリングは、足触りがさらっとしていて、湿気を吸収し、冬は触っても冷たくなく、一度暖かい空気を含むと長く暖かさが続きます。

建築主様からは「雪が降っているような日でも、素足で床を歩いて冷たく感じないのはとても嬉しい」と評価されており、ほとんどの家ではスリッパ使わず過ごされています。

またカーペットなども必要最小限にしか敷かれてない家がほとんどです。

(床の傷防止とゴロっと寝転ぶにはカーペットがあった方が良いようです)ダニにすれば無垢材の床はいやな木の匂いがして、隠れ家が少なく、掃除され易い環境は住み心地が悪く繁殖しにくいようです。

最近、特に問題になってきているのが、室内に生息するダニです。

住居内のゴミ、すなわち室内塵の中で繁殖するダニが増え喘息などの原因となるからです。

室内塵は食べ物の食べかす、人のふけ、その他さまざまな室内の片隅に落ちていてダニのえさとなるものを指しています。

高温多湿を好むダニの繁殖を抑えるには湿度を低くし、掃除機を丹念にかけ、ゴミをすくなくして部屋を清潔にしておけばよいのですが、忙しく活動する現代人にとっては難しい事なのでしょう。

室内塵の中には約100種類以上のダニが見出されていますが、その中でも特に生息数の多いのがヨーロッパ室内塵ダニと呼ばれるヤケヒョウヒダニとアメリカ室内塵ダニという名を持つコナヒョウヒダニです。

これらの室内塵ダニが喘息の原因となります。

室内塵ダニが気管支喘息の原因抗原物質(アレルゲン)であることは約30年ほど前にオランダの医師によって指摘されました。

わが国の気管支喘息患者の50~90%はダニが原因です。

そればかりではありません。

最近増え続けている鼻アレルギー、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患にもダニは関係しているといわれています。


8.木の床はダニに強い

木の床はダニに強い
『高気密・高断熱』を売りにしている工務店がよくありますが、当社では『高断熱』、『気密性の高い窓』は必須と考えていますが、『気密』を上げるため家中をビニールで囲ったりすることはお奨めしていません。
木や断熱材が、緩やかに湿気を吸放出したり、壁に(ホタテ壁の主成分は石灰石とほぼ同様の炭酸カルシウム)「消臭」、「抗菌」、「吸湿」、「耐熱」、「断熱」、「化学物質の吸着」などの効果があるものを標準仕様しています。

家の建材は自然素材を使っていても、充分な換気が行えない状況や、住宅で使用されている、家具、日用品などから様々な化学物質が発生していると考えられます。

ビニールなど呼吸しないもので家を囲ってしまうより有害物質のホルムアルデヒドなどを吸着・分解し、クリーンな空気を保ち、しっかり断熱する方が良いと考えています。

最近では木のにおい成分の殺ダニ作用が見出されています。

屋久島に生育するヤクスギは千年以上の樹齢をもつ大木ですが、 このヤクスギが数百年前の江戸時代に伐採され、 その切り株が今でも腐らずに残っています。

木材腐朽菌に強い抗菌物質や害虫に食われにくい殺虫成分をたくさん含んでいるので数百年を経てもそのまま残っているわけです。

ところがこのヤクスギに含まれる匂い成分、いわゆる精油成分には室内塵ダニに対して強い殺ダニ作用があることがわかりました。

建築用材としてよく用いられるヒノキ、ベイヒバ、アカマツなどのにおいも 強い殺ダニ作用があり ます。


9.木質材料から出るホルムアルデヒドを含まない家

「ハウスメーカーの新しい展示場に行ったら化学物質の匂いで気分が悪くなった」とか「モデルハウスにいろいろ行ったけれど、いつも子供が落ち着いていられず、話も早々に切り上げ出てきたけれど、ウイズダムさんの見学会に来るといつも穏やかにしている」などの話を聞きます。

また寝てしまう子供もよくいます。

ハウスメーカーの展示場などはF☆☆☆☆の建材を使っていると思いますが規制されていない他の化学物質もたくさんあり、家の建材のほとんどが新建材で、気密性の高い、建てたばかりの家気分が悪くなる人も出てくるのかもしれません。

ウイズダムデザインで提案する家は『体に優しい』がテーマになっています。

そのため標準仕様は構造材、壁材、内装材、断熱材、塗装も全て自然素材です。
Jパネル
当事務所でも合板も用いますが、ホルムアルデヒドを含まない水性高分子-イソシアネート系接着剤を使用しているJパネルなどをお奨めしています。

ホルムアルデヒド:住宅の高気密化に伴い、化学物質による室内の汚染が問題となっています。

その原因物質として有機溶剤、防カビ材、プラスチックの可塑剤など数多くのものが指摘されていますが、そのひとつにホルムアルデヒドがあります。

ホルムアルデヒドは室温では無色の気体ですが、水によく溶けます。

ホルムアルデヒドの37%水溶液はホルマリンとよばれ、消毒剤や防腐剤として利用されています。ホルムアルデヒドの気中濃度が一定以上になると、目がちかちかするとか、鼻・のどに刺激を感じるといった症状がでます。

また、長期間接する場合は発癌性があることも指摘されています。

引用先:一般財団法人日本木材総合情

特別なご希望がなければ、適材適所で使用する用途に合った木を推薦させていただきます。

使ってみたい木がある場合は、ご相談していただければサンプルを取り寄せたり、木材市場などにご一緒させていただき選んだりいたします。

また構造材など木の仕入れについてもオープンシステムが働きます。建築主が産地の製材所から 直接購入という形で仕入れますので、無駄な中間業者の経費やマージンが省けます。

木の仕入れについて
木材市場にて
ウイズダムデザインでよく使っている構造材は天竜杉(静岡県)です。

江戸時代から続く林業地帯で「天竜美林」として名高い、樹齢の高い人工林が多くあります。
色艶が美しく、粘り強い杉本来の柔らかな質感や心和らぐ香りがします。葉枯らしによる自然乾燥で含水率は20%以下とされています。

ご希望の方は天竜の製材所まで行って、主要な柱や梁は選ばせてもらえます。

木の切り出し見学ツアー
木が切り倒される風景は圧巻です
毎年天竜の製材所が開催される『木の切り出し見学ツアー』に参加しています。樹齢80年~100年と言われる木が目の前で切られズッシーンと地響きを立てて倒れる様は圧巻です。


木の種類ガイド

建材によく使用する木には多くの種類があります。

同じ樹種でも産地などにより、効能や価格もかわってくるので一概には言えませんが、適材適所で木材を使う工夫をしています。予算やご要望により、使う樹種は変更できます。
スギ
スギ
木目の通った長尺の材が取れやすく、成長も早いため全国各地で植林されている。構造材から仕上げ材まで幅広く利用されている。屋久島の縄文杉が樹齢2500年から3000年ということからわかるように大変長寿命の樹木。
ヒノキ
ヒノキ
ヒノキ風呂でも有名な、独特の芳香がある木材。加工しやすく杉についでスタンダードな建材。法隆寺や正倉院や伊勢神宮など社寺建築材料として用いられている。奈良時代以降の仏像はほとんどヒノキで彫られている。
ヒバ
ヒバ
独特の香りがシロアリに強く、きわめて腐りにくいことから建材、特に土台や構造材に適した木。ヒノキチオールを含むヒバ油は抗菌性が高い
マツ
アカマツ
日本の松で代表格はアカマツで大変用途の多い木。構造材、床材、鴨居、敷居、床柱などに用いられる。(パイン材とは違う樹種)
ナラ
ナラ
どんぐりの木。オークとも呼ばれる。硬く粘りのある性質から、床材や家具としても用いられる。
パイン
パイン
パインと呼べる樹種は北欧産のレッドパイン、ニュージーランド産の羅ジャーパインに限られ日本のマツ、ベイマツとは異なる。内装材の他、カントリー家具としても人気がある。
キリ
キリ
熱や湿気を通しにくい性質で桐箪笥や桐箱のように箱物として多く使われる。ベトつかず、サラッとした肌触りから最近では床材としても人気がある。
ホワイトアッシュ
ホワイトアッシュ
ヨーロッパ家具を代表する木材のひとつ。建材としては床材、建具。パネル材などに用いられる。強度や粘りがあり、衝撃にも強いことから、野球のバットや工具の柄などにも用いられる。
レッドウッド
レッドウッド
耐久性が高いことから住宅の外壁材、サッシ、デッキ、フェンスの他ガーデン用家具や公園のベンチなどにももちいられる。
ヤマザクラ
ヤマザクラ
緻密で硬く、狂いが少ない良材。建材の他家具や建具をはじめ定規や版木などにも用いられる。
ケヤキ
ケヤキ
正倉院に保存されている聖武天皇が使った棚など、古くから建築内装材や高級家具として利用されてきた木材。
マホガニー
マホガニー
木の繊維自体に光沢があり、年月を重ねる程に深い赤褐色に光沢を増す。耐久性にも優れ、シロアリやフナクイ虫などの害虫にも強い木材。
ウォルナット
ウォルナット
クルミの木。木目が美しいことから家具や工芸品に用いられる。高級英国車のインテリアとして定番。建材としては構造材、建具、造作材、床材にも用いられる。腐りにくい性質から鉄道も枕木としても使われる。
チーク
チーク
木目が美しく、耐久性、耐朽性、耐水性に優れている為世界の最高木材の一つとされている。伸びや縮みや反りが少なく、無とそうでも表面にワックスをかけたような自然な光沢感があります。

ウイズダムデザインの施工実績集