滋賀で木の家、自然素材の注文住宅を建てています。

断熱性能の良さで快適に光熱費を削減 !

ハイブリッド断熱家では約1/3の光熱費が削減!

ご存知でしょうか? 戸建ての平均光熱費は30年で750万円です。

家を建てるとなるとたいていの方の悩みどころは予算のこと。なかなかランニングコストにまで気が回らないと思いますが、家を建ててもランニングコスト無しで住むことはできません。一般的な120㎡ぐらいの家で、1年で平均約25万円、30年で約750万円分のエネルギーを買うということになります。光熱費は電気代やガス代に分散して毎月引き落とされているので気付きにくいですが、よく考えると意外に高いことに驚きます。

車選びでは燃費を重要視しますが、家でもようやく光熱費の削減が言われ始めました。車の場合はエンジンやモーターの性能ですが、家の場合は断熱性能の良し悪しで大きな光熱費の差が生まれてきます。ウイズダムデザインのハイブリッド断熱(断熱材セルロースファイバー+複層遮熱材)パッシブ設計の家では約1/3の光熱費が削減できます(暮らし方やエネルギー事情により変化することはご了承ください)。

ウイズダムデザインのハイブリッド断熱の家と一般的な家の光熱費の差
ウイズダムデザインの断熱に関する標準目標値
BELS:☆☆☆☆☆(最高等級)省エネ性能のものさし
UA値:0.48W/㎡K(住宅の内部から外部へ逃げる熱量)
C値:0.4㎠/㎡(1㎡相当の隙間面積
上記に『複層遮熱シート』(効果が大きい)をプラスした断熱
光熱費の差額は30年で約270万円になります。ハイブリッド断熱にするための費用は約180万円で、試算では約20年で回収。
後は+に転じます。
ハイブリッド断熱の家にすると断熱が良くなった分の建築費が上がりますが、支払い続けるエネルギー代が安くなるので、トータルで見ると、上記の試算では一般の断熱の家より30年で90万円プラスになります(アップする建築費が回収できれば、後は+に転じてずっと続きます) 。その上快適さも違います。車はたいてい10年で買い換えますが、家は30代で建てれば1世代で50~60年は住むことになります。大きな差額を生み出すことは明らかです。


 

断熱性能の良さは実際の光熱費で比べないとわかりません

断熱性能のことが注目され出し、UA値(住宅の内部から外部へ逃げる熱量)やC値(1㎡あたりの隙間面積)などの数値で表されているところが増えてきましたが、実際に断熱材が隅々まで入っているかや、断熱材や内装材は湿気をコントロールするか、熱伝導率は小さいか、太陽光や風など自然の恵みをどれだけ活用しているかなどにより、冷暖房の稼働率が大きく変わりますが、それらはこの数値には現れてきません。本当に断熱性が良いかは実際の光熱費で比べる必要があります。

 




断熱材と遮熱材の実験を行いました!

下の実験装置でよく使われる断熱材の内部の温度の上がり方を測定し、グラフに表しました。



グラスウールは開始直後から上がり出し50度を超えましたが、ウイズダムデザインで用いるセルロースファイバーやイーストボード(屋根の断熱に使っています)は容量が大きく揚がり方も緩やかで熱をえにくくするという断熱材の役割を果たしていると言えます。

遮熱材を断熱材の上に置き断熱材内部の温度を測定しました


温度の上がり方に大きな差はみられませんでした。遮熱材の効果の大きさが実験を通してよくわかります。遮熱シートは輻射熱には大変効果がありますが、対流熱・伝導熱に対しては効果が低いので、対流熱・伝導熱に効果が高い断熱材を併用することで、室内の温度環境がより良くなると考えられます。

 




断熱性能の良い家は医療費も削減できます!

寒さは免疫力の低下をまねき人を弱らせます。体温が1度下がると免疫力は30%下がると言われています。
ウイズダムデザインの設計の家にお住まいになられたお客様から「かぜをひきにくくなった」「鼻炎の症状が出なくなった」などの声はよくききます。またお出会いした時から杖を突いておられ、入退院を繰り返されていた高齢の婦人が、住まれて約1年後に出会うと杖無しで見るからに元気そうになられていました。また別の方ではガンで余命宣告されているとおっしゃっていた方が(その後数年経過しているが)、お元気に暮らされています。家の効果だけとは言い切れませんが、「家が健康に大きく関わっていると思う」とその方も言われていました。

近畿大学の岩前教授の調べられた、『各種疾患の改善率と住宅の断熱性能との関係』のデータでは、気管支喘息、のどの痛み、せき、アトピー性皮膚炎、手足の冷え、肌のかゆみ、目のかゆみ、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎などにも改善が見られ、断熱性の良い家ほどその改善率が高くなっていると言われています。

(断熱性能が悪く、温度差が多いと結露によるカビが発生し、栄養源にしているダニが繁殖するという悪循環を起こします。こうした場所ではカビの胞子やその代謝物、ダニの死がいや糞などが空中で多く漂うことになり、これらが鼻や口から吸い込まれて、咳や喘息、鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんましんなどの一因となると言われています。)

また家の中での温度差が少なければ体への負担が少なくなり、ヒートショックなども軽減されます。
意外に知られていませんが、風呂場での死亡は交通事故死より多く、風呂場で倒れ病院に搬送されその後死亡を含めると17000人。冬季に低温の影響で死亡は12万人 というデータがあります。
家は年をとってもずっと暮らす場所です。現在若いからと言って関係のない話ではではありません

断熱性能の高い住居に住むことにより、平均的には1人あたり年間¥9,000‐程医療費が小さくなるデータが出ています。

【家族3人とすると】 9千円×3人=2万7千円
【30年住むとすると】 2万7千円×30年=81万円医療費を削減

家族が健康で暮らせることは誰しも願うことです。しょっちゅうカゼをひいたり体調が悪ければ仕事や勉強の意欲も衰えます。それを考えると断熱性能の高い家は医療費の削減に留まらない効果があると言えます。エコカーは燃費の差だけですが、家は暮らしの快適さ光熱費健康医療費に差が出て、初めにきちんとしておけば長期間恩恵を受けられます

 




ウイズダムデザインの断熱に関する考え方

日本の従来からの木の家(古民家など)は長持ちしますが、寒い、暗いなどのデメリットも抱えていました。それに対応して工業化が進む日本では高気密高断熱の家が出てきましたが、シックハウスや結露でカビやダニが増殖し大きな話題になり、家が長持ちしないという問題がでてきました。

シックハウスはホルムアルデヒドなどの規制や換気の義務付けでましにはなりましたが、現在も小児アトピーや喘息などのアレルギー疾患の発症理由のひとつとして化学物質の関与が考えられています。

また気密や断熱性を上げるだけの断熱対策では壁の中に生じる結露の問題で家が長持ちせず、低温乾燥の冬と高温多湿の夏がある日本では高気密高断熱だけでは不十分と考えていました。

そんな中、エコハウス研究会で『調湿気密断熱』『遮熱』という手法に出会い、エコマイスターの資格を得てこの手法を採用し、光熱費の削減や快適性などで実際に効果が出ています。

 




 

ウイズダムデザインで現在考えているベストな家の断熱手法

・自然素材を用いる(調湿性があり、長持ちする。工業製品の建材は短命で、有害化学物質の問題あり)

・調湿性のある断熱材を使う(快適性と結露の軽減)

・調湿気密シートを用いる(壁の内部の湿気が抜けるようにする)

・遮熱材で屋根、壁面を覆う(家内部と外部の熱を遮る)

・パッシブ設計にする(軒や庇の出し具合で太陽光の調整や、窓の配置で風など自然の恵みを活用)

・サッシはLow-eペアーガラス以上の製品をお奨めしています。
 
 

どこに依頼すればいいの?見極めポイント

断熱性能の高い家をきちんと作ってくれるか依頼先候補を見極める5つの方法が『新しい家づくりの教科書』(現在日本で高性能なエコ断熱に関して著名な方たちの共著)という本に記されていましたのでご紹介いたします。

①高性能なエコハウス専門店で実績も豊富にある。 考え方や目指す性能値・光熱費等が明確

②室温や光熱費をシミュレーションしながら設計を行い、 建てた後の結果をもとに改善を続けている

③顧客の家の性能値・室温・光熱費等のデーターを積極的に公開している

④高性能なエコハウスに関する情報や知識を持ち、積極的に公開・提供している。

⑤エコハウスに関する認定取得やコンテストに受賞などの実績がある。

 
 

 




 

以下の写真はハイブリッド断熱を用いた『山賀の家』の建築写真です。

屋根の断熱に12工程 夏でも2階が暑くなりません

 



1.ムクボード(杉無垢材の構造パネル)を張っています。
屋根面の剛性(屋根面の強度)を高めるパネルを張っています。

 



2.気密テープを貼っています。
気密性を高めるため気密テープを貼っています。

 



3.通気防水シートを張っています。
工事中の雨対策と屋根面の結露防止のための通気シートです。

 



4.断熱材イーストボード(60㎜)を屋根全面に敷き詰めています
イーストボードはリサイクル木材90%以上のエコ建材で、木材繊維特有の吸放湿性に富み、室内を快適な環境に保つため結露を防ぎ、家を長持ちさせます。

 



5.置き母屋、置き棟木を設置しています。
断熱材の隙間を極力減らすための工程です。

 



6.2層目の断熱材イーストボードの敷き込み
断熱性能を上げるため、もう一枚縦横を逆方向に張っています。1層目と合わせると120㎜の厚みになります。

 



7.垂木(たるき)の設置
軒(のき)とケラバを大きく出して屋根を張るための作業です。垂木の間隔は333mmです。屋根の通気層としての役割も果たしています。

 



8.遮熱シート張りです。

NASA(宇宙開発)でもこの原理が使われています。
夏は熱線を反射して、屋根の輻射熱を遮断し、室内温度の上昇を大幅カットします。冷房の冷気を遮断し、外に出さず冷房効率を高めます。
冬は室内暖房による輻射熱を室内に反射するので、外に出さないので暖房効率が上がります。




 



9.通気桟を設置しています。
通気桟による空気層を設ける事で、放射による熱流は殆どなくなり、熱抵抗が向上します。

 



10.屋根野地板張り
屋根の下地に耐水合板を張っています。屋根中央の黒く見えるラインは屋根換気の通気用スリットです。

 



11.屋根通気防水シート張り
野地板の結露を防ぐため通気性のある防水シートを張っています。

 



12.屋根ガルバリウム鋼板葺き
立平葺きです。垂木に合わせて333㎜の間隔です。棟(むね)は通気できる仕組みになっています。

 




快適で光熱費を削減できる壁面断熱



 



1.構造パネルモイスを張っています。
通気性、耐火性に優れた構造パネルモイスを張っています。

 



2.気密防水テープを貼っています。
気密性を上げるために構造パネルのジョイント部分にテープを貼っています。

 



3.通気防水シートタイベックを張っています。
タイベックは優れた透湿・防水性能を有し、強度と耐久性能を保ちます。

 


4.断熱材セルロースファイバーの吹き込み
木質系の新聞古紙を粉砕したエコ建材で、調湿機能があります。
通気シートを張り、その後セルロースファイバーを吹き込んでいます。シートをピシッと張り、高圧力(充填工法:施工密度55±5kg/㎡)で吹き込むことにより、沈下を防いでいます。

家の周囲全てを12㎝の厚さで隅々までしっかり充填断熱。夏は涼しく、冬は暖か、健康を守り、光熱費の削減ができます。
・湿気を吸放出するので快適な湿度をキープ
・結露やカビを予防でき、家が腐ることを防ぐ
・高い防音性能で静かな家を実現
難燃剤としてホウ酸を配合しているため
・防火性能が高く、火事に強い
・シロアリやゴキブリといった害虫予防
・防錆効果がある
・地球や人に優しいエコロジー資源
・万が一火事になっても毒ガスを発生させない

などの特徴があります。

 



5.可変透湿シートインテロ張り
住まいの気密性を確保して湿気を自動的にコントロール調湿気密シートです。
自動的に湿度を調節する機能によって、(特に夏場の冷房時)壁内結露を防止し、家の耐久性と快適な住環境を保ちます。
日本の高気密・高断熱住宅に不可欠な調湿気密シートと言われています。

 



6.石膏ボード張り
塗り壁の下地となります。白い線は石膏ボードの継ぎ目を平滑にするためプラスターでパテ処理しています。

 



7.ホタテ壁塗り
塗り壁の部分にホタテ壁を塗っています。ホタテ壁には調湿性、大気中の有害化学物質の吸着、消臭効果などがあります。

 



7.杉板張り
板張り仕上げの部分に赤身の杉板を張っています。赤身の杉にはリラックス効果や抗菌効果、有害物質の吸着効果があります。

ここから外部仕上げになります。



8.胴縁(どうぶち)を取り付けています。
壁面の通気層を取るために胴縁を取り付けています。



9.遮熱シート張り
屋根と同じ遮熱シートを壁面に張っています。

断熱材は対流熱と伝導熱に対し、非常に効果が高いですが輻射熱(太陽光)には効果が低く、熱の3つの移動をしっかり食い止めるためには、断熱材で対流熱と伝導熱を食い止め、断熱材では止められない輻射熱を遮熱シートで止めることが有効な手段です。

放射熱(輻射熱)が75%で一番熱を伝えます(伝導熱10%、対流熱15%)。
今までは、伝導熱・対流熱による熱をカットすることに注目が集まり、放射熱(輻射熱)に関してはあまり注目されていませんでした。
しかしこれからの改善注目点は「放射熱(輻射熱)をどうやって遮断するか」ということです。

 



10.遮熱シートの上の通気胴縁
反射空気層をとることで遮熱シートの熱伝導を防いでいます。

『山賀の家』の外壁は、「塗り壁仕上げ」と「板張り仕上げ」の両方を用いています。

「塗り壁仕上げ」の工程



11.外壁(塗り壁)の下地です。
防水シートとラス網を張るための下地です。



12.モルタル下地の防水シート張りとラス網張り
透湿・防水・防風シートを張っています。
ラス網はモルタルの付着を高めるための網です。

 





13.モルタル下地
そとん壁の防水モルタル下地です。モルタルが半乾きの状態でヒビ割れ止めのファイバーネットを張っています。

 



14.そとん壁塗り
そとん壁は鹿児島のシラス台地のシラスできています。無機質の天然セラミック素材で、紫外線や風雨による退色・劣化がおきにくく維持管理の費用と手間を大きく軽減する外壁材です。

 



本物の風合いを持つ外壁で、一度塗った後掻き落としを行い、櫛引仕上げとしています。

 

「板張り仕上げ」の工程 (10.遮熱シートの上の通気胴縁までの工程は同じです)



11.焼杉板張り
遮熱シートの通気胴縁の上に焼杉板を張ります。

木の外壁は新築時のような状態を保とうとするなら、気になってきた時点で塗装すればよいのですが、経年変化するものとして受け入れれば、朽ちるまで使えます。立地の条件によりますが、50年を超えている家も多くあります。

 




建築ミニ知識

遮熱シートの役割
熱には伝導、対流、輻射の3つの移動方法があります。
伝導とはカイロで手を温めたり、肉をフライパンで焼くなど直接触れることで熱が移動することを言います。
対流とはエアコンや温風ヒーターやドライヤーなど空気を媒体に熱を伝えることを言います。
輻射とは焚火をしていて、風上でも熱を感じるといった遠赤外線などの熱線により熱が移動することを言います。
建物内において3つの熱移動のうち、熱移動が最も高いのは、輻射が75% 対流が20% 伝導が5%で、輻射が建物内の熱移動では最も高いのです。
このなかで断熱材では止めることが難しい熱が輻射熱です。
輻射熱とは遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱の事。つまり、高温の固体表面から低温の固体表面に、その間の空気その他の気体の存在に関係なく、 直接電磁波の形で伝わる伝わり方を輻射といい、その熱を輻射熱という。(太陽の自然な暖かさや、薪ストーブの熱なども輻射熱によるものです。)
つまり輻射熱とは電磁波です。周波数の違いで、さまざまな用途や特徴に分かれます。
この中の太陽光線の中に赤外線があります。これが輻射熱になるのです。光の波長には紫外線、可視光線、赤外線が含まれます。 赤外線の特徴として、「原子やイオンを振動。ほとんどが熱エネルギーに変換」とあります。 主な用途は、工業用加熱、乾燥、遠赤外線ヒーターなどです。 光の波長の少し下にマイクロ波があります。マイクロ波の主な用途の中に携帯電話や電子レンジがあります。
電子レンジは、私たちの最も身近にある電磁波を利用した、物を温める機械です。 電子レンジの周波数は2.45ギガヘルツ。携帯電話の周波数は2.0ギガヘルツ帯で携帯電話と電子レンジの周波数差は0.45ギガヘルツです。

ただし遮熱シートは対流熱と伝導熱にはあまり効果がありません。アルミ箔は金属膜で、対流熱と伝導熱の影響を大きく受けてしまうからです。断熱材と併用して使うことが有効です。遮熱シートで消費電力が約30%削減できると言われています。
参考文献:株式会社ライフテックホームページhttp://www.e-lifetech.com/thermo/
環境省『身の回りの電磁界について』
https://www.env.go.jp/chemi/electric/material/minomawari.pdf



断熱材で止めることが難しい輻射熱(電磁波)ですが、アルミ箔など金属膜で遮断することができます。
(写真簡易実験:赤外線ストーブでつけた状態;左遮熱シートは触っても熱くなく、右ベニヤ板は熱くなる)

 




ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の推進

今後ウイズダムデザインではさらなる省エネ性能の向上や太陽光発電などエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー量収支がゼロとなるZEH(NearlyZEHを含む)積極的に推進し、2020年度までに注文住宅新築の50%をZEHまたはNearlyZEHとすることを目標とし、ZEHplannerに登録しています。

 



 

【1】ZEHの周知・普及に向けた具体策
ホームページやチラシ等でZEHへの取り組みを説明する。併せてエンドユーザーに向けたZEHセミナーを行うことで社会への周知と普及を図る。

 

【2】ZEHのコストダウンに向けた具体策
共同仕入や直接契約等の採用により、無駄なコストの削減を行う。また、パッシブデザインを積極的に活用することに加え、実質無料で太陽光発電を設置できるシステムの提案や屋根一体型太陽光発電システムを提案することでコストダウンとなるように努める。

 

【3】その他の取り組みなど
ZEHの性能が十分に発揮できるよう気密性を高めると共に、気密測定を行い確認する気密性の向上に伴い、室内空気の安全性が重要となる為、室内空気環境測定を行い安全性の確認をする。